いのちをつなぐ。

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※入賞作品発表および講評※ 臓器移植のポスターコンクール「いのちのリレー」

臓器移植のポスターコンクール「いのちのリレー」

…… 入賞作品発表 ……


昨年に引き続き開催した「いのちのリレー」コンクールは、177点もの応募をいただきました。
ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。
また、ご指導いただいた先生方、保護者の方々にも改めて御礼申し上げます。

腎臓バンク理事・移植に関わる医療者や職員、および協力団体の方々により厳正な審査を行い、12点の入賞作品が選ばれました。

なお、以下の作品の著作権は静岡県腎臓バンクに帰属しております。
作品の使用を希望される場合は、静岡県腎臓バンクまで事前にご一報ください。


……  金  賞  ……

※入賞作品発表および講評※ 臓器移植のポスターコンクール「いのちのリレー」
【金賞】浜松市立北浜中学校1年 鈴木眞生さん
(作品コメント)
ハトが病人に臓器を届けているところをかいた。花言葉も調べてかいた。


※入賞作品発表および講評※ 臓器移植のポスターコンクール「いのちのリレー」
【金賞】掛川市立大須賀中学校2年 太田悠里奈さん
(作品コメント)
移植者と患者があく手している様子をイメージしてかきました。また命をかんじさせるために、周りに植物をかいたり、あたたかい色を主につかったりして工夫しました。


※入賞作品発表および講評※ 臓器移植のポスターコンクール「いのちのリレー」
【金賞】沼津市立沼津高等学校中等部2年 尾上まりさん
(作品コメント)
臓器移植について調べたとき、ドナー1人で最大11人まで移植して救えることを知り、身近なトランプで1人のドナーと11人の移植を受ける患者に例えました。


※入賞作品発表および講評※ 臓器移植のポスターコンクール「いのちのリレー」
【金賞】静岡市立末広中学校3年 山下峰櫻さん
(作品コメント)
世界には、ドナーが必要な人、待っている人がたくさんいます。その人たちの未来を、臓器移植を知ってつないでいけたらいいなという思いをこめて描きました。


……  銀  賞  ……


※入賞作品発表および講評※ 臓器移植のポスターコンクール「いのちのリレー」
【銀賞】認定こども園中央幼稚園年長 北川莉帆さん
(作品コメント)
つながりを輪で表しました。人と人の間のハートは仲良しのしるしで描きました。


※入賞作品発表および講評※ 臓器移植のポスターコンクール「いのちのリレー」
【銀賞】浜松市立中部小学校5年 髙橋璃子さん
(作品コメント)
自分の経験から命のおくりものを大切に「守ってくれてありがとう」という気持ちをこめて描きました。


※入賞作品発表および講評※ 臓器移植のポスターコンクール「いのちのリレー」
【銀賞】静岡市立竜爪中学校3年 川口結羽さん
(作品コメント)
じっくり考えてみたことがなかった臓器移植。移植することで助かる命がある。もっと知って、もっと話そう。想いを紡ぐ。未来を紡ぐ。


※入賞作品発表および講評※ 臓器移植のポスターコンクール「いのちのリレー」
【銀賞】袋井市立袋井南中学校3年 武田優菜さん
(作品コメント)
明るい色で、多くの人の目にとまるような作品にしあげました。


……  銅  賞  ……


※入賞作品発表および講評※ 臓器移植のポスターコンクール「いのちのリレー」
【銅賞】磐田市立神明中学校1年 肥田彩里さん
(作品コメント)
ハートをつなげて、移植する人の気持ちや心のリレーを表現しました。


※入賞作品発表および講評※ 臓器移植のポスターコンクール「いのちのリレー」
【銅賞】静岡県立清水南高校中等部2年 内山結衣さん
(作品コメント)
大切な一つの命を繋ぐことが大切。


※入賞作品発表および講評※ 臓器移植のポスターコンクール「いのちのリレー」
【銅賞】静岡県立浜松工業高等学校3年 緒續舞さん
(作品コメント)
臓器提供意思表示カードをイメージして描きました。このポスターで興味をもってほしいです。


……  特別賞 掛川西高校賞  ……


※入賞作品発表および講評※ 臓器移植のポスターコンクール「いのちのリレー」
【特別賞】匿名希望
(作品コメント)
「いのちのリレー」をバトンで表現しました。


……  審 査 講 評  ……

【総評】
審査員長:見城 秀明 先生
静岡県教育研究会美術研究部部長、静岡市立伝馬町小学校校長

 
本年度も、臓器移植を考えるポスターコンクール「いのちのリレー」に多くの応募作品が寄せられたこと、大変うれしく思います。本コンクールは、臓器移植というテーマを子どもたちなりにとらえ、いのちの大切さや他者への思いやりについて考えながら、自分の思いをポスターに表現するという点で、教育的にも大変意義深い機会であると思います。
審査会でたくさんの応募作品に出会ってまず感じたのは、どの作品もとてもていねいに描かれているということでした。そこに作者のテーマに向き合う真摯な姿勢が感じられ、とてもうれしい気持ちになりました。
さらに入賞作品に目を向けると、ポスターに描かれた言葉と絵がマッチして、作者の思いが強く感じられるものばかりでした。中高生の作品になると、直接人物の表情が描かれたものは少なくなり、手やリボンなどの形や動きで優しい気持ちや温かさなどを表現するものが多く、色調もよく考えられており、とても感心させられました。
子どもたちの思いのこもったたくさんの作品から、「いのちのリレー」を支える「思いやり」を感じ取っていただけたらと思います。

【審査員講評】
静岡県腎臓バンク副理事長:森 典子 先生

令和4年臓器移植ポスターコンクール『いのちのリレー』に応募してくださいました作品を、静岡県教育研究会美術研究部部長 見城秀明先生のご指導のもと、腎バンク理事たちが拝見しました。コンクールですので甲乙つけなければいけませんが、いずれの作品も力作ばかりで、移植医療に対する想いも込められており、選考にあたってはかなり悩みました。
色遣いや表現の仕方などで、伝えたいポイントが伝えられているか、インパクトがあるかなどの視点で各選考委員による投票がおこなわれ、入賞作品を選んだ結果です。多くの素晴らしい作品をご応募をいただいただけでなく、移植医療にもご理解いただき、また見ているだけで元気がいただけましたこと、腎バンク一同深く感謝いたします。

静岡県腎臓バンク理事:尾上 文雄 様
初めて臓器移植ポスターコンクール「いのちのリレー」の審査をさせて頂きました。
まず作品のある展示室に入って、一言「上手い」でした。テーマに沿った感動する作品が大半で改めて絵の持つ力を感じました。
私は浜松美術協会にて活動していますが、幼児から高校生たちが難しいテーマをしっかり理解し、それを明るく楽しくそして力強く描かれ、学ばせて頂きました。
若い人のこの思いが更に広がっていくことを大いに期待しています。

静岡県腎臓バンク理事:柳川 実 様
ポスターは絵柄とコピーだけで構成されています。言うまでもなく、この2要素で趣旨が一目で見る人に伝わるメッセージ性が大切です。抽象的な絵柄、コピーでは不十分なわけです。入賞作品は力作ぞろいでしたが、臓器移植という言葉を使わずに「1人が救えるのは最大11人」というコピーで移植の意義を伝えた金賞作品は、優れた視点と表現で特に印象に残るものでした。

以上、入賞作品と講評でした。
表彰式は、10月23日(日)浜松市福祉交流センターで開催されました。
受賞の皆さん、おめでとうございました!
※入賞作品発表および講評※ 臓器移植のポスターコンクール「いのちのリレー」

入賞作品を含む応募作品は、次の医療機関で巡回展示の予定です。

11月:沼津市立病院、静岡市立静岡病院、JA静岡厚生連遠州病院
12月:国際医療福祉大学熱海病院、JA静岡厚生連静岡厚生病院、焼津市立総合病院、中東遠総合医療センター(~1月末まで)
1月:聖隷三方原病院、藤枝市立総合病院、浜松医科大学医学部附属病院、中東遠総合医療センター
2月:伊豆今井浜病院、三島総合病院、聖隷浜松病院
3月:静岡医療センター、静岡徳洲会病院、静岡済生会総合病院

本年度もたくさんのご応募ありがとうございました。

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